Tuesday, February 10, 2015

最近読んだ本

「現場」と聞くと、思い出すのは青島刑事の言葉、「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!」でしょうか。
けど、本書での「現場」とは企業の中での「現場」のこと。優れた業績をあげている企業には、優れた「現場」、本書では「非凡な現場」があるそうです。
その「非凡な現場」を作り上げる論理、およびその実践方法が、著者の10年に及ぶ研究を基に著されていました。
「現場論 「非凡な現場」をつくる論理と実践」
遠藤 功 著
「非凡な現場」とは、経営者の理念を正しく理解し、それを自ら考え、改善しながら進んで行く組織とでも言うのかな。
そうなるためには、現場を理詰めで追い込んでいくこと、その一方で、情への働きかけも重要である・・・。
つまりは、そこにいる「人」次第ってことかな?「現場」ってのは、人と人とが密接に絡み合う場所ですからね。
こう書くと、「なんじゃそりゃ」って感じだけど、本書ではその辺が上手にまとめられています。
ぼくがいる「現場」はどうなのかな?考えさせられる一冊でした。

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