ハワイから戻った翌日、昨年夏に入院し大腿骨を繋げる手術をしてもらった病院に再度入院して、埋め込んだ部品を抜き取る手術(抜釘手術)をしてもらいました。
これを取り除く訳です。
抜釘手術ってのは、必ずしもやる必要は無くて、死ぬまで埋めておくって人もいるそうです。ぼくも、また手術するくらいなら、そのままでもいいのかなって思っていましたが、違和感があるんですよね。特に就寝中。仰向けに寝てる分にはいいのですが、左右いずれかの方向に向いて寝そべると、太ももがゴツっとして痛いのです。寝返り打つと痛むから、その度に目を覚ましてしまうし。また、長時間同じ姿勢を続けていると、やはり痛みが出てきてしまいました。
そんなことを主治医に相談したら、「それでは抜いてみますか?」と、トントン拍子に話が進み、最短3日間の入院で済むこと、ちょうどよいタイミングで長期の休暇も取得できることから、抜釘手術することに決めました。
手術は、腰椎麻酔で実施されました。前日の打ち合わせで、切開する場所は前回と同じ部分であること、ボルトが抜けない場合もあること、折れてしまう場合があること、そういった問題が発生した場合にはその場で対応を決めるってこと。そのための腰椎麻酔でもあることを説明してもらいました。
そして、入院した翌朝に手術開始です。「途中で痛みが出るとまずいので、麻酔をちょっと多めに使いました」と執刀医から。おかげで、すぐに腰から下の感覚が無くなりました。すると、「尿道に管入れますね。麻酔してるから痛くないし、明日の朝までだから。」とあっという間に通されて、「開始します。」との挨拶の後、30分くらいで「キレイに抜けました。」との声と共に終了でした。全然痛くなくて、あっけない。
これが抜いてもらった部品です。
でも、これからが地獄でした・・・。昨年夏のときもそうでしたが、麻酔が切れるにつれて、腰に強烈な痛みがでます。顔をしかめるほど。おまけに発熱もあって、まいってしまいました。病気じゃないのに病人みたい。ようこちゃんは、昨夏も似たような光景を見てるので慣れてしまったのか、ほとんど心配してくれません。動けないぼくを見てニヤニヤ笑うだけ。結局ガマンできず、坐薬を投入してもらいました。超美人の看護師さんに(^^;)。
結局、翌朝まで寝付けなかったけど、午後には熱も下がってめでたく退院となりました。
今回の入院、旅行の疲れを癒やそうと3日間寝て過ごすと目論んでましたが、ほとんど寝られず。おまけに、大量に点滴を注入されて、1kgも太っちゃった・・・。やれやれ。
でも、術後3週間が経ち、手術前まで感じていた違和感は、全く無くなりました。コロコロ寝転がっても。これは、うれしい(^^)。うれしいけれど、手術が必要となるようなケガは、二度としちゃいけませんね。周りに迷惑かけるし、お金もかかる。それに、自身の身体に余計な負担がかかります。ケガは治っても、それをかばうから、思わぬ所が痛くなったりするし。全快と言える日が来るのかどうか、心配でもあります。
また、この2月にぼくと同じ大腿骨を骨折した新城幸也選手が、ロードレースのリオ五輪代表に選ばれました。完治はまだまだ先のはずなのに、マジかよ。彼とぼくとでは立場が違うし最先端の医療が投入されてるんだろうけど、「負けてられないぜっ」て思う一方、ぼくも同じ治療が受けられればって嫉妬もしたりして・・・。
ふう。なんだか湿っぽくなってしまったけど、全てのことをこれからも楽しんで行こうと思ってます。
以上、過密スケジュールのリフレッシュ休暇の出来事でした(^^)。
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