Friday, April 5, 2019

最近読んだ本「信長の原理」

信長の原理
 垣根涼介

久しぶりの歴史小説。しかも主人公は、織田信長。結末は分かりきってるんだけど、その内容は新しいです。
「パレートの法則」、「働きアリの法則」を基礎に物語が展開されているんですが、読んでいてつらかった。つらいというのは、つまらない内容だったって意味ではありません。すごくおもしろいのだけれども、ぼくの今の精神状態が悪いのか、なんだかとっても苦しいのです・・・。大名とその家臣の関係って、会社の組織(経営者と社員の関係)に似ているなって思いますが、こういう関係がないと社会が成り立たないのだろうか。悩みは尽きません。

と、暗い文章になりましたが、「信長の原理」は、本当におもしろい本ですよ。登場人物がたくさん出てきて、かつそれぞれの目線でお話が進むから迷子になりそうになるけれど、おもしろい。超おススメです。

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