良いトレーニング、無駄なトレーニング
アレックス・ハッチンソン 著
児島 修 訳
2012年が初版なので少々古い内容かもしれませんが、タイトルにひかれて読んでみました。
まえがきに、
「これまでの常識や、根拠のない思い込みによってではなく、世界各地の研究者による400以上の論文と、100以上のインタビューから得た「たしかな証拠」にもとづき、フィットネスに関するよくある疑問に答えていきます。残念ながら、万人に当てはまる「最良の」トレーニングのプログラムや技法はありません。これまでの運動経験、現在の健康状態、運動の目標、そしてそもそもどのような運動をするのかなどを考慮に入れなければならないからです。結局のところ、もっとも効果的なプログラムとは、無理をせずに続けられる、自分に合ったものなのです。」
とあるので、「おいおい」と思いましたが、面白く、ためになる本でした。
そんな訳で、自分に合ったプログラムを見つけるための一助として、様々な疑問に答えるかたちで本書は進んでいきます。
興味深い内容がたくさんありましたが、
「少量のアルコールでも翌日のトレーニングに影響するか?」
ぼくはお酒を嗜むので、これ、すごく気になります。これまでの経験から、禁酒してもいいリザルトには結びつかないことは分かっていましたが、本書でも同様の意見のようです。つまり、自身のお酒の適量を知ることが大切で、アスリートを気どるなら自身のお酒の適量の知り方を理解せねばならないなと感じました。
「パフォーマンスが低下したとき、どうモチベーションを保つか?」
結局はモチベーション、心の問題に帰着するのか。配偶者からの応援が、いちばん効くらしい。たしかに、それはあるなぁ・・・。
以上の他、たくさんためになる記事がありますよ。おススメです。
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