リフレッシュ休暇では絶対に海外旅行したいって思っていたけれど、日程や予算の折り合いがつかず1ヶ月前まで予定が決まりませんでしたが、2人の意見のぶつかり、少々の小競り合いを経て、ハワイ(オアフ島)に落ち着きました。
ようこちゃんは、ぼくのやりたいことを優先でとしてくれたけど、せっかくだから2人とも楽しめる企画がいいなってことで、ようこちゃん向けにはおいしいものがたくさんあること、ぼくは自転車乗れることを条件として、合致したのがハワイでした。ハワイへ行くのはようこちゃんもぼくも20年ぶりくらいなので、ほぼハワイ初心者。ぼくにいたっては、英語圏への旅行も久しぶり。だけど、パッケージツアーで自転車を持っていくのは面倒だし、融通も利かないので、全て個人手配でやってみました。
一番大変だったのは、自転車の飛行機での輸送です。成田-ハワイ(ホノルル)便は、ゴルフバッグやサーフボードなど大型の荷物を持っていく人が多いはずだから、自転車なんて訳ないじゃろって思ってましたが、かなりシビア。タダで自転車くらいの大荷物を運んでくれる航空会社は少く、以下の3つ。それ以外は、追加料金が必須でした。(2016年2月調べ。この条件はコロコロ変わるようなので、旅行前には要確認です。)
航空会社 | 条件1 | 条件2 | |
1 | 全日空 | 箱の3辺の和が 292cm 以下 | 23kg 以下 |
2 | 日本航空 | 箱の3辺の和が 203cm 以下 | 23kg 以下 |
3 | 大韓航空 | 箱の3辺の和が 277cm 以下 | 23kg 以下 |
以上から、航空券は少し高いけど丁寧に荷物を扱ってくれると信じて、全日空で決定。フライトの数日前に自転車を積む旨を事前にサービスカウンターに連絡する必要がありますが、全ての対応が親切・丁寧で本当に申し分ありませんでした。
自転車は、このように段ボールに詰めました。この段ボールは、「コーワ」というメーカー製。何度も使える高価なハードケースを買ってしまうか、いろいろ悩んでこれに落ち着きました。この箱自体まあまあな重さで、成田のチェックインカウンターでは総重量18kg。意外と重かった。
成田のチェックインカウンターでは、大きな荷物は通常のトランク等とは違って、別途チェックを受けるようで、チェックイン後すぐに、当局から呼び出しアナウンス・・・。段ボールに自転車と一緒に詰め込んだ、パンク修理用のボンベがまずいらしい。荷ほどきして、ボンベを見せて16g以下なので、OKとのこと。国際的なルールにより、16gを越えると飛行機には積めないそうです。
以上で、無事出国。
機内ではビールを2本いただいて、爆睡。あっというまにホノルル国際空港に到着。すんなり入国できて荷物のピックアップに行くと、既に自転車の箱は正しい向きでカートに乗せられ、傍らにはトランクも置かれていました。すばらしい対応。
ホノルル国際空港からホテル(ワイキキ)までは、「ロバーツ」というリムジンバス(乗り合い)を予約しておきました。往復で$30/1人、$30/自転車。ドライバーさんが、これまた丁寧に自転車を扱ってくれたので、チップをはずむ。
そして、10時過ぎにホテルに到着。チェックインの時刻は15時ってことなので、その間はベルにて荷物を預かってもらう。自転車の箱は、天地が重要であると説明したつもりだったけど、部屋に運んでもらう段にになったら、エレベーターに乗らないからって縦にされちゃった・・・。おいおい。
最後の最後でずっこけましたが、自転車は壊れること無くホテルの部屋に到着です。
帰国時は、ホテルから空港までは、「ロバーツ」。ぼくの荷物がデカいので、ドライバーさんが他の方々のトランクの配置に苦労したようで、チップをはずむ。
ホノルル国際空港では、全日空のチェックインカウンターだけど、働いてるのは業務委託されてるハワイアン航空の人。往路で面倒だったボンベは、手荷物として最初から申告してみたところ、いろいろ調べてくれて機内持ち込みOKとの回答。けれど、出国時の検査で、仕事のできなそうな検査官に没収されました。一応反論したけど、ぼくの英語では歯が立たなかった。数百円のボンベだけど、くやしい。国際線では、ボンベは持たない方がいいですね。
成田でのピックアップは、これまた丁寧に持ってきていただきましたが、箱はこんな感じに変容していました。
ホノルルで開けられて、中身をチェックしたようです。そんな文書が入ってました。
開けるなら、キレイに開けて欲しかったなぁ・・・。残念。でも、自転車は無事でした。よかった。
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