Sunday, February 5, 2023

だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。(旧町名編 その4)

 「宇都宮の軌跡」の看板を探すプロジェクト(旧町名編 その4)。
 現在の住所に残っている町名、変わっちゃった町名、その差は何なんだろう?
 ※このプロジェクト、歩いて探すことをルールとしてます。(^^)。
 ※写真は、ぼくが撮ってます。説明の文章は、看板に書いてあるものを写しています。何か不都合がありましたら、ご連絡ください。

16 【旧町名】新石町(しんこくちょう)
 この付近は、元和5年(1619)頃下町の米屋3軒が移転してきたことから、はじめは西石町と呼ばれ、後に新石町と呼ばれるようになったといわれます。町の南側には日光街道を往来する荷物の重さを調べる貫目改所(かんめあらためじょ)が置かれていました。
 ”新”があるなら、”旧”もあるはず・・・。
 位置情報:36.56178, 139.87645

17 【旧町名】本郷町(ほんごうまち)
 宇都宮城の北を流れる釜川の西側一帯は、古くは西原と呼ばれていました。この付近はその本村であったことから本郷町と呼ばれるようになりました。江戸時代は日光街道沿いに多くの商家が軒を並べにぎわいました。また町内には本郷山妙覚院(ほんごうさんみょうかいん)という寺院がありましたが、この境内にあった二十三夜尊が、今でも大切に祀られています。
 ココの前を3度素通りしました。横から見ると意外と見えないんです・・・。
 位置情報:36.56264, 139.87707

18 【旧町名】小幡町(おばたまち)
 この付近は、宇都宮城下の北西端、日光街道の西側に位置した武家屋敷町で御旗組という武士階級が住んでいたので、小幡町または小旗町と呼ばれるようになりました。街道口であることから、警備の役割を果たしていたようです。
 位置情報:36.56315, 139.87631

19 【旧町名】新田町(しんでんちょう)
 宇都宮城の北を流れる釜川の西側一帯は、古くは西原と呼ばれていました。この付近はその西原に開発された新田でしたが、日光街道沿いに人家が増えたことにより新田町と呼ばれるようになりました。宇都宮城下北西の交通の要所として番所が置かれていました。
 位置情報:36.56476, 139.8773

20 【旧町名】伝馬町(でんまちょう)
 この付近は、元和5年(1619)、宇都宮城主本多正純による城の大改修のときに、下町にあった問屋場が移転された所です。日光街道と奥州街道の分岐点にあたり、荷を運ぶ人馬(伝馬)が備えられていたことから、この町の名が生まれました。町内には大名の泊まる本陣をはじめ、たくさんの旅籠屋が軒を並べ、城下では最もにぎやかな所でした。
 現在は、まさかのゴミステーション(^^;)。

 位置情報:36.5618, 139.87785

 過去の記事は、こちらからどうぞ。
 だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。(旧町名編 その3)
 だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。(旧町名編 その2)
 だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。(旧町名編 その1)
 だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。(プロローグ)

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