■6時00分起床、21時00分消灯・就寝
子供じゃないんだから、こんな早い時刻に寝られっこないって思ったけど、寝てました(^^;)。でも朝は、4時過ぎには目が覚めちゃたけど。病室からは古賀志山が見えたので、「530練間に合うな」なんて思ったりもしました。
■食事
朝食8時ころ、昼食12時ころ、夕食18時ころに配膳されました。
3食合計で1,800kcal以下。ぼくは基本的におやつ食べないので、痩せますね、これだけだと。結局退院までに3kg痩せました。(ほぼ車イスの生活だったので、左脚、左手の筋肉がキレイサッパリ無くなったのも一因ではあります。)
また、食事の前には、看護師さんが血圧と体温を測って、様子を見てくれました。
■回診
医師による回診が、1日1回で5分くらい。これとは別に、週1(ぼくは日曜日だった)でレントゲン撮影と採血。その結果を主治医がチェックし、その説明が15分くらい。これで、その週の方針(起立可、荷重可、歩行可など)が決まり、リハビリのメニューに反映されるみたい。
■リハビリ
1日1回で45分くらい。だいたい左脚のマッサージから始まりました。手術後すぐは、左脚は自分の意思では動かせませんでした。それと、手術でメスが入ったところを中心に、膝上から脚の付け根にかけて張りがありました。感覚としては、強烈な筋肉痛のような感じ。このおかげで膝が曲がらず、かかとがおしりにくっつかないんです。この張りを揉みほぐしてくれ、日に日に張りの範囲が狭くなっていきました。すると膝が楽に曲がるようになるんです。不思議でした。
また、ぼくの身体が硬いことも指摘されました。ぼく、前屈が出来ないんですよね。腰が硬いのかと思ってましたが、そうではなくて、ハムストリングが硬いのだそう。相当疲れも溜まってる感じとのこと。ケアが足りなかったかな・・・。
リハビリはとても厳しかったけど、一番の楽しみでした。初日、理学療法師の先生にリハビリでの目標を聞かれて、「1日でも早く競技復帰したい」と答えました。そのリクエストに沿ったメニューを作ってくれたようです。いろいろやりましたよ。バランスボールやゴム紐を使った運動、ストレッチ、ケガとは関係無い箇所のストレッチや体幹を鍛える運動、筋肉はこう付いてるから身体がこう動くなんていう座学まで、とても勉強になりました。
その他はありません。これで全て。残った時間は、フリータイム。暇でした(^^;)。こんなにまとまって時間がとれると事前に分かっていれば、いろいろと準備もできたのに、突然の入院だったから何の準備も出来ず。テレビっ子になるのは嫌だからテレビは見ず、談話室に新聞読みに行ったり、ようこちゃんにおうちから本を持ってきてもらって、ひたすら読書しました。全部で50冊くらい読んだかな。
以上の生活を30日間、長かったです。退院までの道のりは、以下のような具合です。
■手術後すぐ
車イスに乗る方法をリハビリで教えてもらって、自分で移動できるようになりました。(ここまでうんちをガマンした)
■2週目
「起立可」となりました。こうなると車イスの乗り降りがよりスムーズになりまして、院内をウロウロ出来るようにまでなりました。2週目後半には、フラフラしなくなって、もう歩けそうな感じ。
■3週目
手術後2週間経過して抜糸されました。「歩行可」になるかな?って思ってたら、ダメでした。左手が使えないから松葉杖が無理。右側だけの杖では不安定なので、万が一バランスを崩し左脚に大きな荷重がかかってしまうと大腿骨がズレかねないってのが許可出来ない理由だそうです。ぼくはこの週の末で退院するつもりでいたので、とても残念でした。精神的にもつらかったです。そんなぼくを見るようこちゃんもかなり疲れてるみたいで、かわいそうなことをしました。よって気持ちを前向きに切り替え過ごしました。ぼくは、ようこちゃんためにも絶対に弱音を見せてはいけないのです。
■4週目
左脚の患部の状態がより良くなってるってことで、荷重可、歩行可(松葉杖使って)ってことになり、専用の松葉杖も届いて、リハビリと称して歩いて院内をウロウロ出来るようになりました。同時に左手のシーネも外され自由になりましたが、手首の動きは鈍くなっており、要リハビリの状態でした。なので、この週から手首のリハビリも始まりました。
■5週目
松葉杖を使った歩行も危なげなくなったので、退院の許可が出て、めでたく退院です。
以上の経過は、入院時に医師から説明されたとおりでした。手首を骨折してなければ、4週目に入ったところで退院できたと思います。骨折するなら、上半身の1カ所に止めるのがいいですね。
と、バカなこと書きましたが、ぜったいにケガしてはいけませんね。周囲に無理させることになりますから。
以上で、今回の騒動の話題は終わりにしようと思います。長文お付き合いいただき、ありがとうございました。
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