趣味は読書ってことにしてます。だけど、読みたい本を見つけるのが、ほんと大変。みんなどうやって本、見つけてるんだろう・・・。教えてください。
さて、今回の本は、読書家の同僚が読んでた本。面白そうだったので、ぼくもマネしてみました。ちなみに、先日書いた「絶望の裁判所」と同じ著者の作品です。
「リベラルアーツの学び方」
瀬木比呂志
恥ずかしながら、ぼく、「リベラルアーツ」って知りませんでした(^^;)。一応書いておきますと、この本では、自然科学、社会・人文科学、思想、批評、ノンフィクション、文学、映画、音楽、漫画(広い意味での美術)と対象としています。で、このリベラルアーツをなぜ学ぶ必要があるかというと、決断する人がいない、その力も育っていない(著者はそう言っています)のが現在の日本である。よって、個々の人間が、自分の頭で考え、自分の頭で判断して、みずからの人生に新たな局面を切り開いてゆくことが求めらてくる。そんな時の個々人の考え方の基盤として、リベラルアーツは第一に必要とされるそうです。リベラルアーツを学ぶことによって、パースペクティヴ(広がりと奥行きのあるものの見方)とヴィジョン(洞察力と直感により本質をつかむものの見方)の双方を獲得できて、個人が元々持っている能力をフルに発揮できるようになるんですって。
で、この本では、このリベラルアーツを身につけるための基本的な方法と戦略、そして何をどのようにして学ぶか?を、様々な書物、作品を取り上げて解説してくれています。
興味深い本、音楽、漫画がたくさん紹介されていました。そういった意味でも、ぼくと同じように、読みたい本が見つからないって方々に、この本いいんじゃないかな?おススメします。
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