Thursday, May 16, 2019

最近読んだ本「アルジャーノンに花束を[新版]」

アルジャーノンに花束を[新版]
ダニエル・キイス
小尾芙左訳

名作と言われている本書、数年前にテレビドラマ化された気がしますが、その内容は全く知らず読み始めました。
ネタバレになるかもしれません。最初は、なんて読みにくい本なんだと思いましたが、すぐにその読みにくさの意味が分かり、そしてその結末も予想できてしまって、ページを繰って最後に近付くのがとても恐かったです。
こういったことは現実の社会では起こりえないことと思うけど、これから先の未来においてはあり得るのかなとも思われ、複雑な気持ちで読了しました。ただ、最後に、主人公の優しさを見ることができたことが救いです。

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