Sunday, August 9, 2020

だいちゃん、「第4回JBCF宇都宮ロードレース」を走る。

8/9(日)、第4回JBCF宇都宮ロードレース、クラスタE2に出場しました。
「Early Port Connection」の初陣でございます。

ようやく(約2年ぶり)、JBCFのレースに復帰することができて、感無量。招集場所に行ってみると、懐かしい面々や、元チームメイトがいらっしゃる。ぼくを覚えていてくれて声をかけてくださるのが、すごくうれしかったです。
なんて感傷にふけっているとすぐにスタート時刻が到来。クラスタE2は、いわゆる鶴周(宇都宮市森林公園~鶴カントリー倶楽部周辺特設コース(周回6.7km右回り))を5周回(33.5km)で争われます。今シーズンは、レース復帰を目指して昨年11月から身体を作り始め、体重53kgまで絞り込んだのですが、結果はいかに・・・。

スタート直後の鶴カンの坂を下り右へ直角に曲がる残り4km地点でローリング解除。で、リアルスタート。みんなかっ飛んで行きます。ぼくも負けずに踏んで、集団最後尾に食らいつく。すぐに萩の道の上り坂へ。ようこちゃんからの声援が届く。うれしい。が、みんな速い。て言うか、ぼくが遅すぎる。圧倒的に上りが遅い。JBCFを走るレベルじゃぁないな、こりゃ。でも、あきらめず上る。すぐにスタート地点へ、1周回完了。先頭はもう見えない。萎えるが、ぼくの名前を呼んでくれる人がいる。ありがたい。うなずくことしかできないけれども、しっかり届いていました。ありがとうございます。

2周目、鶴カンの坂を下りきったところで、混走(1分遅れでスタート)のクラスタF(女子です)の選手達に抜かれてしまう。予想どおりだが、残念。先頭は、オリンピアンだ。流石に速い。でも、先頭交代が上手くいっていないのか、平地で追いついてしまう。違うカテゴリのぼくは、どうしたもんか悩んでいたら、審判車両から、「後ろに付かず横に並んで走ってくれ」との指示。まぁ、女子の集団に付くわけにはいかんわな(^^;)。そうこうしていたら、MAVICカー(クラスタFのサポートカーです)に、「間に入れてくれ」と頼まれこの写真(撮影:ようこちゃん)の状態に。E2走ってて、こんなケースは稀なんで、いい思い出になりました。

3周目、もうつらい。さっきから審判車両に張り付かれてる。どうやら、ぼくが最後尾みたいだ。これは、足切りを宣告されちゃうなと思ったら、やはり。降ろされました。

リザルトは、DNF。2.5周17kmしか走れんかった。でもね、新チーム作って、長いこと準備して、ようこちゃんが笑ってくれて、ぼくは大満足です。もっともっと練習して、来年の宇都宮ロードレースは完走したいね。

Tuesday, June 16, 2020

最近読んだ本「文系AI人材になる」

文系AI人材になる
 野口竜司 著

 ぼくの勤める会社でのこと、今年始めにフロアの配置換えがあって、おとなりのパーティションにAIの研究チームが座ることになりました。
 ぼくはエンジニアを気取っていながら、AIに関する知識は、皆無。(はずかしい^^;))最初のころは、いったいあいつら何やってんだよってな感じでみてましたが、彼らの会話を聞いていると、なんだかスゴイじゃん。「となりの芝生は青く見える」ではないけれど、興味が尽きなくなりました。彼らに質問とかしちゃえばいいのかもしれないけれど、勤務中だし、そこまでの勇気も無いから、簡単そうな本を読んで、AIの知識を得ようとしたのです。
 その本がこちら。AIとは何?の基本から、使い方、作り方、活用事例までが紹介されています。
 「AIは作れなくても、AIを使う側になるべきだ」ということが大事なのだと思いました。そのためのとっかかりとするには、とてもいい本です。
 また、この本を読むまでAIって、スクラッチで作るしかないものだと思っていたけれど、さにあらず。AmazonやGoogleなんかがコードベース、GUIベースの構築環境を提供しているし、自分で作らなくても構築済みのAIサービスなんてのもあるですね。この世界、気を抜くとあっという間に浦島太郎だ。勉強は続けなければいけません・・・。

Thursday, May 21, 2020

大切なものを失うことについて

 今日、学生のときの後輩から連絡をもらいました。在籍していたアメリカンフットボール部(ブルファイターズ)が、昨シーズンを最後に廃部になったと・・・。

 新聞記事によると、近年は部員を集めるのに苦労しており、昨シーズンはついに、人数不足でリーグ戦を全戦棄権したとのこと。ぼくは、自転車に夢中になったこと、部に対していろいろ思うところもあって、最近は活動状況をウォッチしなかったんですよね。廃部になっただなんて、全く知りませんでした。現役の学生たちを応援しなかったくせに申し訳ないけど、かなりショックです。

 ぼくが『ブルファイターズ』に出会ったのは、入学式でした。体格の良くないぼくを誘ってくださった理由は分からないけれど、でっかい先輩たちに囲まれて、気が付いたら定食屋さんでお昼ごはんをごちそうになっていたのです。そのまま入部を決め卒業までプレーし、濃密な時間を過ごしました。戸隠での夏合宿をやり遂げたとき、入れ替え戦で負け2部リーグから3部リーグに降格してしまったとき、涙って止めどなく出るんだなって思ったなぁ。講義が終わったらすぐに「ぽてと」で弁当買ってグラウンド横で食べて、そのまま暗くなるまで練習して。日が沈むのが早い季節は、投光器の僅かな明かりで練習したっけ。ケガは絶えなかったけど全部いい思い出だし、一緒にプレーした仲間は、ぼくの財産。間違いない。

 卒業後は、OBとして後輩の練習を手伝ったり、東京のクラブチームに籍を置かせてもらってプレーもしましたが、自分が主役であった学生のときのようには夢中になれず、アメフトそのものからも距離とるようになってしまいました・・・。それでも、グラウンド横の道路をわざと通って名前も知らない後輩たちの練習を覗いて懐かしんでみたり、部員が代々バイトをしている「すりばちラーメン」にラーメンを食べに行ったりと、今も心のどこかに『ブルファイターズ』があるのです。

 それにしても、廃部を決断した学生たちは、本当につらい思いをしたのでしょうね。励ます言葉も浮かびませんが、人生はこれからだから、何か夢中になれるものを見つけて欲しい、そう思います。

 大切なものって、失くして初めて、その大切さが分かるのですね・・・。

いつまでも捨てられないジャージ

最後のハドル

人生最後のタッチダウン


Wednesday, April 22, 2020

最近読んだ本「生き物の死にざま」

生き物の死にざま
 稲垣 栄洋 著

 農学博士である著者が、生き物の一生を物語風に著わしている、ちょっと変わった、でもとっても面白い本です。
 著者が男性であるためか、男(オス)目線で書かれている物語が多く、失礼かもしれないがクスッと笑える内容から、グサッと心に響く内容などなど、長い自粛生活でパートナーとの会話がマンネリ化してしまった方々が読んでみるといいのではないかな。
 中でも、ぼくは、カマキリ、チョウチンアンコウの話が印象深かったですね・・・。
 

Saturday, April 4, 2020

最近読んだ本「東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!」

東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!
西成 活裕 著

 ぼくは、数学が得意だったんです。中学3年までは。なんでこれが分からない人がいるの?ってくらいに思ってた。だから、進路指導のとき、「自分は理系です」って担任の先生に言ったなぁ。でも、それを先生に否定されたのをよく覚えてる(^^;)。「くそっ」って思ったけれど、先生は正しかった。高校に進んですぐに、全く分からなくなったんですよね。つまりは、数Ⅰで。なんでできなくなっちゃったのか、今でも分からない。

 で、Amazonをつらつらながめてて、見つけたのがこの本。もしかしたら、数学が得意とまた言える何かが隠されていないかなって、読んでみました。
 まず驚いたのは、数学は大きく次の3つに分けられるってこと。
 ・代数(algebra)=数・式
 ・解析(analysis)=グラフ
 ・幾何(geometry)=図解
 へぇ。そうだったのか、ですよ(^^;)。
 そして、「社会人に必要な数学的思考は中学数学で養われる」らしく、この本はその中学数学をたった6時間で学び直せるというのだが・・・。

 真に受けて読み進めたけれど、やっぱ分からん。簡単だったはずの数学がどうにも理解できない。あと、2,3回読み直してみないとダメかな・・・。
 裏表紙にはこんなことが書いてありますよ。実際中学生がこれを読んだなら、どうなのかな?

Saturday, March 28, 2020

こ、これはすごい・・・。

 自転車のトレーニングのときに、「やわらか鼻マスク Nose Mask Pit NEO」を使ってます。この春から。タモリ俱楽部で紹介されたのを見て購入したんだけど、最初は怖かった。大丈夫かなって。
 これ、鼻の穴に突っ込むだけなんだけど、花粉をシャットアウトしてくれるみたいで、付けた日は、全くクシャミがでません。痛くもないし、息苦しくもない。口を覆わないから、アイウェアも曇らない。そして、付けてても目立たない。ようこちゃんだって、ぼくが付けてるの気が付きませんでした。自分でさえも、付けてるの忘れるほどです。この季節の必須アイテムになりそうです。これ考えた人、すごいなぁ。

Saturday, March 21, 2020

最近読んだ本「良いトレーニング、無駄なトレーニング」

良いトレーニング、無駄なトレーニング
アレックス・ハッチンソン 著
児島 修 訳

 2012年が初版なので少々古い内容かもしれませんが、タイトルにひかれて読んでみました。

 まえがきに、
「これまでの常識や、根拠のない思い込みによってではなく、世界各地の研究者による400以上の論文と、100以上のインタビューから得た「たしかな証拠」にもとづき、フィットネスに関するよくある疑問に答えていきます。残念ながら、万人に当てはまる「最良の」トレーニングのプログラムや技法はありません。これまでの運動経験、現在の健康状態、運動の目標、そしてそもそもどのような運動をするのかなどを考慮に入れなければならないからです。結局のところ、もっとも効果的なプログラムとは、無理をせずに続けられる、自分に合ったものなのです。」
とあるので、「おいおい」と思いましたが、面白く、ためになる本でした。

そんな訳で、自分に合ったプログラムを見つけるための一助として、様々な疑問に答えるかたちで本書は進んでいきます。
興味深い内容がたくさんありましたが、

「少量のアルコールでも翌日のトレーニングに影響するか?」
 ぼくはお酒を嗜むので、これ、すごく気になります。これまでの経験から、禁酒してもいいリザルトには結びつかないことは分かっていましたが、本書でも同様の意見のようです。つまり、自身のお酒の適量を知ることが大切で、アスリートを気どるなら自身のお酒の適量の知り方を理解せねばならないなと感じました。

「パフォーマンスが低下したとき、どうモチベーションを保つか?」
結局はモチベーション、心の問題に帰着するのか。配偶者からの応援が、いちばん効くらしい。たしかに、それはあるなぁ・・・。
以上の他、たくさんためになる記事がありますよ。おススメです。

Saturday, March 14, 2020

お知らせが2つ

 せっかくの週末ですが、残念な雨。でも、最近は暖かくて、ロードバイクに乗るのにいいシーズンになりましたね。ぼくもそろそろ冬眠から覚めて、外に練習に出なきゃと焦っていますが(^^;)。
 さて今日は、お知らせが2つあります。

■ ブラウ・ブリッツェン退団のお知らせ
 2019年シーズンをもちまして、ブラウ・ブリッツェンを退団しました。
 これまで応援してくださった方々にちゃんとお知らせしていませんでしたが、このとおりでございます。
 トライアウトをどうにか通過して(たぶんオマケしてもらったんでしょう・・・)メンバーに加えてもらったのに残念ですが、そう決めました。少ない時間だったけれど、プロを目指す若くて活きのいい選手たち、ときにはプロ選手と一緒に練習できたことは、刺激的で本当に良かった。目標にしていた「E1」に昇格できたのも、ブラウ・ブリッツェンの一員だったからです。ブラウ・ブリッツェンでの活動をとおしていろいろなことを学べたし、チームカーに乗ってあちらこちらに遠征したのも、とってもいい思い出です。
 そして何より、たくさんの応援、どうもありがとうございました。

■ 新チーム設立のお知らせ
 「Early Port Connection」という自転車チームを立ち上げました。
 このチームのエースとして(^^;)、ロードレースに出場する予定でいます(ヒルクライムにも出ようかな・・・)。初戦は、5/9(土)のJBCF宇都宮ロードレース。E2クラスタで完走目指して走ります。

 ジャージは、ご覧のとおり。WaveOneに発注しました(いろいろ手間取ってしまい、初戦に間に合わないかもしれないけれど。)。
 シンプルにトップスが白で、パンツが黒。アクセントとして、ジャージの襟、サイドと、パンツの裾に和柄の青海波とプーリーを掛け合わせたデザインを大好きなピンクで配置しています。
 また、ぼくが大好きなお店のロゴを付けて走らせていただけることになりました。身の引き締まる思いです。出来上がったら、これを着てあちらこちらに走りに行きたいと思います。見かけましたら、どうぞお気軽にお声がけください(^^)。

Stay tuned!!

Sunday, March 1, 2020

最近読んだ本「50歳からのゼロ・リセット」

50歳からのゼロ・リセット
本田 直之 著

 本田氏の本は、10年以上も前に「レバレッジ・リーディング」という本を読み、私の読書方法に大きく影響を受けたことを記憶しています。今回タイトルに惹かれて読んでみたのですが、「レバレッジ・リーディング」を読んだときほどの感銘は受けませんでした。何度も同じことが繰り返し書かれてるし、ちょっと残念って感じ。
 でも、「人はやる気になれば、いくらでも変わることができ、成長していくことができます。その秘訣は、「自分には関係ない」と思わないこと」って部分には、納得できました。ぼくも「何かを始めるのに遅すぎるってことはない」って思ってるので。
 アイドルが年下になり、お相撲さんが年下になり、バカボンのパパが年下になり、織田信長より長く生きている。人生の半分が過ぎたわけだが、まだまだやり残してることがあるし、いろいろなことに挑戦し続けたいな。

Saturday, February 29, 2020

最近読んだ本「究極歩き方」

究極の歩き方
アシックス スポーツ工学研究所

 最近読んだ本と書いたけど、実は昨年11月に読んだ本です。昨年2月に骨折してから歩き方が変になり、リハビリの終了までに治すことができませんでした。なので、何かをヒント得られるかな?と思い、読んでみました。

 アシックスが書いていますが、同社のシューズの宣伝はそんなに無くて、ウォーキングシューズとランニングシューズの違い、ウォーキングとランニングの違いとか、面白い内容が盛りだくさん。ぼくの歩き方を治してくれるヒントは得られなかったけど、書いてあることを実践したら、次のとおりすごくいいことがありました。

「ファストウォーキングのすすめ」
 ウォーキングは、ランニングに比べヒザなどのケガのリスクが少ないようです。それは、ウォーキングでは体重を2本の足で支えるが、ランニングでは1本の足で支えることになるから。体重が分散されるんですね。かつ、「ファスト」を付けた「ファストウォーキング」が、なおいいみたい。

本書で言うファストウォーキングとは、「時速7キロ」で歩くこと。なぜ時速7キロって?ところは、以下のとおり本文を引用します。この事実、すごいですよ。

---引用はじめ---
 ランニングのほうはスピードを上げれば上げるほど、エネルギー消費も比例して増えていきます。一方、ウォーキングでは、ゆっくり歩いているときのエネルギー消費量はさほどでもないのに、スピードを上げると加速度的にエネルギーが消費が増えることが報告されています。
 特に重要なポイントは、次の3点です。
・時速8キロの場合、歩いても走っても、エネルギー消費量はほぼ同じになる。
・時速8キロより遅い場合、歩くより走った方が、エネルギー消費量は多くなる。
・時速8キロより速い場合、走るより歩いた方が、エネルギー消費量は多くなる。
つまり、ウォーキングであっても「時速8キロ以上で歩く」のであれば、運動効果はランニングより大きいということです。それ以上のスピードになると、ランニングとのエネルギー消費量の開きは、どんどん大きくなっていきます。
---引用終わり---

 これ、すごくないですか?なおかつ、ウォーキングの方がケガのリスクが低い。で、時速8キロじゃなくて7キロってのは?
 徐々に歩く速度を上げていったとき、自然と走り始める速度(PTS:Preferred Transition Speedと言う)が時速7キロ台。つまり、エネルギー消費量がランニングに近づきつつ、自然と走り出さないギリギリの速さが時速7キロ程度ってことで、「時速7キロ」が薦められているんです。

 昼休みにウォーキングするようになってしばらく経つけれど、本書を読んでから、時速7キロを目標にした「ファストウォーキング」をするようにしました。たぶん、効果が出てるような気がします。体重が劇的に落ちました(^^;)。
 この他、本書にはフォームの説明等、もっともっといいことが書いてあるんだけど、長くなっちゃうから書けません。なので、読んでいただいた方がいいかな。

 以下、蛇足ですが・・・。
 ぼくの肩には、このレントゲンのように石灰化した塊がありまして、それが激痛を招いていました。昨年夏は、これがひどくて自転車にも乗れないほど。お医者さん曰く、「運動するといい」ってことなんだけど、「動かすと痛いんだよっ!」て感じでどうにもなりませんでした・・・。それが、この「ファストウォーキング」を実践して肩の痛みが引きました。速く歩くのに腕をかなり振るんだけど、それが良かったみたいです。「運動するといい」とのお医者さんの言うとおりだった訳だけど、まさかそれが「ウォーキング」だったとは。驚きました。

 みなさん、歩きましょう。