だいちゃんとようこちゃん: だいちゃんとようこちゃん、「宇都宮の軌跡」を巡る。（旧町名編　その８）

　「宇都宮の軌跡」の看板を探すプロジェクト（旧町名編　その８）。
　旧町名の看板は、今回でコンプリートのつもり。正解が分からないから、モヤモヤします。宇都宮市教育委員会殿、旧町名の看板は何個あるの？
　※このプロジェクト、歩いて探すことをルールとしてます。（＾＾）。
　※写真は、ぼくが撮ってます。説明の文章は、看板に書いてあるものを写しています。何か不都合がありましたら、ご連絡ください。

51　【旧町名】上河原町（かみがわらまち）

　この付近は、もとは田川の河原地であったことから、その名が付けられたと思われます。奥州街道が田川を渡る所であり、上河原橋（現・幸橋）がかかるまでは、徒歩や船で渡っていました。また寛永11年（1634）までは市が開かれていましたが、現在も続く初市はその名残です。
　位置情報：36.56059, 139.89373

52　【旧町名】小袋町（こぶくろちょう）

　この付近は、大きく蛇行する田川と上河原町とにはさまれた半月形の袋小路になっていたので、小袋町の名が付けられました。江戸時代には、大工・車細工・紺屋などが軒を並べていました。
　位置情報：36.55983, 139.8944

53　【旧町名】押切町（おしきりちょう）

　この付近は、昔から田川の氾濫によって、しばしば土手が決壊したので、押切町と呼ばれるようになったといわれます。田川にかかる押切橋（現・旭橋）は、水戸・真岡方面へ向かうときの主要な橋だったため、人馬の往来が多かった所です。
　位置情報：36.55873, 139.89213

54　【旧町名】博労町（ばくろうちょう）

　この付近に、昔、腕のよい伯楽、つまり馬の病気を治す医師が住んでいたことから伯楽町といい、それが博労町となったといわれています。また馬喰町と記されたこともありました。奥州街道の出口にあたり、質屋・醬油屋・荒物屋などがありました。
　位置情報：36.56169, 139.8968

55　【旧町名】八日市場（ようかいちば）

　この付近は、宇都宮城主本多正純が町割り替えを行ったとき、奥州街道沿いで開かれた市をこの地に移し、八日市場の名が付いたといわれます。町の中を道場宿（茂木）街道がとおり、田川には押切橋（現・旭橋）がかかっていました。
　位置情報：36.55811, 139.89311

56　【旧町名】紺屋町（こんやまち）

　この付近は、道場宿（茂木）街道の北側に位置し、宇都宮城下の紺屋（染物屋）がこの地に移り住んだことから、紺屋町と呼ばれるようになりました。江戸時代の後期には宿郷村の一部になりました。
　位置情報：36.55847, 139.89457

57　【旧町名】中宿（なかじゅく）

　この付近は、江戸時代には中宿と呼ばれ、宇都宮藩の上級武士の下屋敷や下級武士の屋敷などがありました。江戸時代も後半になると、八日市場や宿郷村の一部となり、中宿という地名がなくなったといわれています。
　位置情報：36.55688, 139.89416

58　【旧町名】川向（かわむこう）

　この付近は、宇都宮藩士の下屋敷や足軽組屋敷があり、川向侍屋敷と呼ばれていました。城下町からみて田川の反対側にあったことから、川向という名が付いたようです。正式に川向町ち呼ばれるようになったのは、明治時代になってからのことです。
　位置情報：36.55837, 139.89696

59　【旧町名】東新町（ひがししんまち）